ぬいぐるみたちとお別れ

引越して数か月がたち、片付けに追われる毎日も少し落ち着いてきました。

子どものころから引越しに縁があり、自立してからも、これが8回目の引越し。

 

引越しは、荷物を出すことより、新しい場所で受け取って片付けるほうがよっぽど大変だと分かってはいたのですが、今回は広い家からコンパクトな家への引越しだったので、今までの中でも一番片付けが大変。

 

フランス人のやつとか、ときめくやつとか、いろんな片付け本を愛読し、日ごろから断捨離に努めているつもりでしたが、全然なってなかったことが判明しました。

 

やっぱり思い出の品系が、どうしても捨てられず場所をとっている!と気づき、今までどうしても処分できなかった、そして実はかなりスペースをとっている「ぬいぐるみ」達と今回はさよならしようと決めました。

・もう20年以上持っていた、大きなクマのソフトタイプのぬいぐるみ

・子供の誕生日に頂いた、有名デパートのぬいぐるみ

・娘のもとに集まってきていた、ふわふわのかわいいぬいぐるみ達

 

ゴミ袋に入れるのは、あまりに忍びなく、思いついてインターネットで「ぬいぐるみ寄付」を検索してみたら、沢山ありました!

ほかのおもちゃと違って、汚れやすいし、寄付は無理かなと思っていたのでびっくり。

2社ほど熟読しましたが、だいたい送料だけ負担する感じで、海外の子供たちや、必要とする日本の子供たちに寄付されると書いてあり、「え~捨てちゃうの~?」ともう要らないけど捨てるのは可哀相だと言っていたウチの子供たちも納得。

 

自分も、スペース的には処分しなくちゃと決めているけど、手放しがたい気持ちもあり、しばらくネットを見ながら時間を延ばしてましたが、ついに決断。

WORLD GIFT というところにWEB申し込みをし、先日無事に引き取ってもらいました。段ボール2箱分。

 

行ってしまったあとは、やっぱり「清々しい寂しさ」という感じ。

隅があいて、広くなった部屋を見て、ずっと手放せなかったものと、ついにお別れの時が来たんだなとしみじみしました。

最近、今まではずっと出来なかったけど、何年もうだうだしたあとに、ふっと決断のタイミングがやってくる出来事が続き、そういう時期というか、流れがあると感じるようになりました。

 

たかだかぬいぐるみを手放しただけだけど。

みんなの写真をとっておけばよかったな。とまだ残る小さい未練。