ピアノ
小学校に上がる前から中学の途中まで、ピアノを習っていました。
今の小学生は、勉強系の塾はもちろん、音楽系でも運動系でも様々なお稽古があって選び放題だけど、私が子供の頃は、そろばん、習字、ピアノぐらい。
特に自分からやりたがった記憶もないけど、ピアノを習っていて、毎日練習させられていました。今なら毎日練習することが大切って分かるのですが、子供のころは嫌で仕方なかったです。
指の基礎練習のときは、ピアノの下に隠した本を読みながら、指だけ適当に動かしてたり。楽しくなくて、辞める日を楽しみにしていました。
それから20年以上、まったくピアノに触れることなく過ごしてきました。
ところが最近、ふとしたことからピアノを触るようになり、思ったよりも指が動いて弾けたことから、だんだん真面目に練習するようになり、今では毎日弾いてしまうほど。
大人になって、ピアノの魅力に気付いたというか、演奏の楽しさが分かるようになってきたようです。
だんだん家の古い電子ピアノが物足りなくなり、真剣に買い替えを検討して、吉祥寺中の楽器屋さんを見て回っています。
自分でも思いがけない趣味が出来たけど、これはやっぱり子供のころにイヤイヤながら習ってたことが大きいのかな?とほんの少し親に感謝です。
子供のときは本当に嫌だったけど。